生活の中に感じる日本の技術
高琳 大連大学
日本といったら、私はすぐに茶道や相撲や生け花などを思い出します。しかし、私たちの成長につれて、日本の文化や工業や科学などの面での技術はいつの間にか私たちの生活に定着し、私たちを取り囲んできました。
日本のアニメはとても有名で、多くの国で放映されています。なぜなら、日本のアニメ産業は発達しており、アニメを作る技術もほかの国に比べてより先進的だからです。その先進的技術で作られた日本のアニメは景色が本物そっくりで、環境はそのままの自然を真似して、人物も生き生きと作られています。国籍にかかわらず、日本のアニメを見て、みんな自分をその主人公にして、すぐアニメの内容に陶酔します。私はドラエモンというアニメが大好きです。困ったことがある時、または急に何かを解決する必要がある時、そのすごいポケットの中にはいつも困難を解決するアイテムがあって、不思議だと思います。私は幼い頃、その不思議さに夢中になって、そのポケットがほしかったです。このように、日本のアニメ技術は私たちの子供の時からずっと側にあって私たちに付き添っているのです。
アニメその他、日本の工業での技術、特に車を製造する技術も世界でも先進的だと言えます。日本で製造された車は性能がいいし、燃料消耗量が少ないし、安全性が高いです。最近、日本は新型エネルギーを使った車の製造に力を尽しています。この車は環境を保護する一方、私たちの健康にも貢献します。もしこのような車が広く使用されるようになれば、その製造技術はまさに大気汚染という病気を治す薬となります。私たちはそう期待すると同時に、日本の車の製造技術は先進的だと認めています。
それから、日本の電子製品も世界でも大人気です。秋葉原は日本最大の電子製品売り場として、毎年各国からいろいろな観光客が訪れ、コンピューターや音響機器などの製品を買います。日本の電子製品は品質もいいし、性能も多く新しくて、種類も多いですから。私も最近、キャノンのデジタルカメラを一台買いました。そのカメラで撮った写真は前のカメラで撮ったのに比べて、色がもっと鮮やかで、景物が一層はっきりとうつっています。そして、私はソニーのウオークマンを一つ持っています。いつもそれを使って音楽を聞く時、まるで歌手が私の前に立って歌を歌っているような臨場感を感じることができます。
私たちは日常生活でもっと気をつけてみると、日本の技術があちこちにあることに気がつきます。その技術のおかげで、これからも私たちの生活はもっと便利で、快適になり続いていくでしょう。
選評コメント
日本のアニメ、車、電子製品を通じて日本の先進技術を論じている個性のある文章である。人間の健康や環境保護の視点から日本の文化、工業、科学技術発展の良さを褒め称えている。
創作におけるインスピレーション
私は始めて「日本を感知する」というテーマを見たとき、日本を感知したければ、まず何か日本元素を多く含むものに気づくことが必要だと思いました。 でも、何が日本元素を一番多く含むのでしょうか。この問題に対して、私はすぐに茶道や相撲や生け花などの日本の伝統的なものを思い浮かべましたが、私たちの日常生活からちょっと遠いので、日本元素はあんまり真実的として感知できませんでした。それで、私はもっと深く考えてみると、次第に私たちの周囲に日本元素がいっぱいあることにきづきました。
例えば、日本のアニメは世界の多くの国で放送され、子供はいうまでもなく、私たち大学生また大人までも日本のアニメに凝る人が少なくないようです。なぜなら、日本のアニメの作る技術はほかの国に比べてより先進的だからです。
アニメだけでなく、車や電子製品などの面での技術によって作られた製品も人々に広く使われて、いろいろな面で私たちを助けてくれています。
そういう事実から見ると、日本の技術はもう私たちの日常生活にすっかり定着し、私たちはまさに日本技術の世界で生活していると言えるでしょう。即ち、日本を感知するとは生活の中での日本技術を感じることです。
受賞の感想
今度の作文コンクールで受賞させてくださったことで、私はまず、尹先生及び主催者の皆様方に心より感謝の意を表す次第であります。先生たちのご苦労があったからこそ、今度の作文コンクールを成功的にお催したことができて、また私たち参加者もこのようないい機会をいただくことができました。
私は日本語能力を鍛えたりいい経験を積んだりするのを目的として、このコンクールに参加いたしました。受賞できるとは私はまったく思わなかったのですが、とても嬉しかったです。
そして、大連大学日本言語文化学院の孫恵俊先生はご多忙の中、私の作文を直してくださったことに真に感謝いたします。孫先生のご指導なくしては、私は受賞できませんでした。
この作文コンクールに参加したことにより、私は日本についてよりよく知ってきて、日本語にも興味が一層深まってきました。そして、今度の受賞をきっかけとして、私はこれからも日本語の勉強を一生懸命頑張っていくつもりです。
最後に、中日両国の友好と交流はさらに高いレベルにたっすることを願ってやみません。
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