「笹川杯作文コンクール2009─感知日本」に関するご挨拶
人民中国雑誌社、日本科学協会、中国青年報の共同主催による「笹川杯作文コンクール2009─感知日本」は、みなさまのご支援により、成功のうちに終了いたしました。本作文コンクールは、日本語を学ぶ中国人学生の勉学への興味を促し、中国の青少年の日本に対する理解を深め、“知識により理解を増し、理解により信頼を増す”という目的を目指すものであります。
コンクールは7ヶ月間にわたり、作品は、24の省、市の160校の単科大学、総合大学の教員、学生、および企業の職員、主婦など広範囲にわたる日本語の愛好者から寄せられています。約13,000名の関係者の協力をいただき、応募作品は1,698篇に上りました。このうち一次審査で選出された100篇が総合審査にかけられ、最終審査では100篇から優勝、二等賞、三等賞および優秀賞、合計18篇の入賞作品が選ばれた。これらの作品は、「人民中国」インターネットで発表する予定です。
優勝者は三江学院の黄満龍さんと江南大学の程天然さんです。彼らは日本科学協会の招きにより、2010年1月24日から日本に向かい、8日間の訪問と交流を行います。
今回のコンクールは、参加人数と範囲が前回に比較して大幅に向上し、社会各界の支持と承認を得、私たちにとっては、大きな励ましとなりました。私たちは、来年も本コンクールがさらに向上し、より多くの日本語愛好者の学習と交流の舞台となることを固く信じ、中日両国青年の理解と友情を促進するため、さらに努力を続けてまいります。
この機会を借り、コンクール組織委員会を代表し、コンクールに賛助くださった日本財団、および全日本空輸株式会社に対し、中国の日本語教育と中日両国の青年の交流のためになされた貢献に、心から感謝申し上げます。
また同時に、日本財団会長の笹川陽平先生、日本科学協会会長の大島美恵子女史に代わりまして、ご支援とご支持を賜りました中華全国青年聨合会、在中国日本大使館、中日友好協会、佳能(中国)有限公司北京分公司および、積極的にコンクールに参加してくださった各校の先生方そして学生のみなさん、社会の各界から参加くださったみなさまに心から感謝申し上げ、また入賞者のみなさんには、心からのお祝いを申し上げます。
今後も本コンクールへのみなさまのご支援を頂けますよう、改めてお願い申し上げます。
人民中国雑誌社
社長 徐耀庭 |