新疆、西部大開発により注目される変化が

 

新疆ウイグル自治区政府のヌル・ベクリ主席はこのほど記者のインタビューを受けた際、「西部大開発によって新疆にもたらされた変化は全面的なもので、世界に注目されている」と述べた。

ヌル・ベクリ主席は、「10年前の2000年、新疆ウイグル自治区のGDP・国内総生産額はわずか1300億元あまりだったが、2008年には4200億元以上に達した。そして予算収入額は79億元だったが、2008年には361億元に増えた。また、農民の平均収入は一人当たり1618元だったが、2009年には4000元に増えた。ここ数年インフラ整備に充てられた資金は中央政府と各地方の支援によるものだ。また、2000年から2008年までの新疆の社会固定資産への投入額は1兆1400億元に上った。現在、新疆では13本の鉄道が敷設中である。これら鉄道の敷設により、3、4年後にはウルムチから北京までの乗車時間が11時間ぐらいに短縮される」と語った。

ヌル・ベクリ主席はまた、「これまでの10年間、自治区政府がは民生改善に充てた財政支出額は次第に増加し、2009年の支出は900億元に達し、財政支出総額の70%以上を占めた。新疆では、いま地震に強い住宅が多く建造されており、新しい農村合作医療制度も実施されている」と述べた。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年1月9日

 

 


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