ハイチ大地震から既に7日が経過した19日、中国国際救援隊の黄建発・総隊長はハイチの首都ポルトープランスで取材に応じ、中国国際救援隊はこれまでに外国人7人を含む15人の遺体を発見したと語った。

黄総隊長は「中国国際救援隊の捜索活動は国境を問わない。活動原則は最短時間内に限られた資源を集め、最も必要としている地区を救援することだ」と述べた。

同総隊長によると、中国国際救援隊は地震発生の36時間後には、倒壊した国連ハイチ安定化派遣団（MINUSTAH）本部に駆け付け救助活動を展開した。「現場の被災状況から、できるだけ多くの生存者を救出するのが我々の目標だった」。

中国国際救援隊はハイチ時間17日、ポルトープランスで最も深刻な被害を受けた地区で捜索ローラー作戦を展開、生存者救出に尽力した。

中国国際救援隊が中国人犠牲者8人の遺体を発見してから既に3日が過ぎた。しかしこの3日間、救援隊は救助活動を停止することはなかった。中国国際救援隊は今後も引き続き深刻な被害に遭った現場で活動を展開し、より多くのハイチ市民、外国人を救助する。「中国には大国としての責任がある。これは中国の世界の人々に対する我々の使命です」と黄総隊長は語っている。

　「人民網日本語版」2010年1月20日