中国は近くPKO隊員4人を新たにハイチへ派遣する。ハイチへの緊急増援に赴く胡運旺、段中慧、施金東、何光偉のPKO隊員4人は20日、出発を前に記者の取材に応じた。「新華社」が伝えた。
広東省公安辺境防衛総隊政治部主任を務める胡運旺・隊員は、ハイチ大地震で犠牲になった李欽・隊員が担当していた中国第8隊ハイチ駐在平和維持警察部隊政治委員の生前の職務を引き継ぎ、救援任務へ参加、現地の社会治安の維持に当たるほか、全隊員の安全を保障するチームの柱となる。
広東省公安辺境防衛総隊高明辺境防衛検査ステーション所長の段中慧・隊員(女性)は2002年から、東ティモールとハイチでPKOに参加、2度目のハイチ赴任となる今回は、ハイチ大地震で犠牲となった和志虹・隊員(女性)の生前の業務を引き継ぎ、中国ハイチ駐在平和維持警察部隊連絡官および通訳官を担当する。
公安部辺境防衛局政治部宣伝処に勤務する施金東・隊員は、ハイチ大地震で犠牲となった鐘荐勤・隊員が生前に担当していた中国ハイチ駐在平和維持警察部隊宣伝官の業務を引き継ぐ。
広東省公安辺境防衛総隊機関外来診察部医師を務める何光偉・隊員は今回のハイチ増援で、救援任務のほか、PKO隊員のメンタルケア業務に携わる。
「人民網日本語版」 2010年1月21日
|