大地震に見舞われたハイチへの支援のため、中国から追加派遣される医療隊が24日午後、出発する。
この医療隊は伝染病予防の専門家など40人からなる。隊員はすべて軍隊に所属しており、そのうち70%以上の人が国連の平和維持活動の経験があるという。
医療隊は24日午後、ハイチの首都ポルトープランスに向かう。同じ飛行機で、約20トンの薬品や医療設備を現地に運び込んだ後、現地に滞在している華僑や中国の救援隊員約50人を乗せ、帰国する予定だ。
今回の医療隊派遣について、中国国防省の黄雪平報道官は「国連の呼びかけに応じるものだ。緊急を要することと、現地の治安が悪化していることを考え、軍の医療関係者を派遣することにした」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年1月24日
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