中国は最大のPKO派遣国ハイチ大地震で警官8人死亡

 

 

北京時間で1月13日午前5時53分、中米のハイチで、マグニチュード7.0の大地震が発生した。この地震による被災者は300万人以上と言われ、倒壊した建物は数え切れない。

地震が発生したとき、国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)の本部ビルが倒壊し、中国の国連平和維持活動(PKO)の警官8人を含む多くのPKO要員が不幸にも犠牲となった。

地震後、中国の国際救援隊はすぐにハイチに赴き、人道主義に基づく救援活動を展開した。中国の救援隊は多くの犠牲者の遺体を捜し出し、首相府近くに診療所を設立し、地震で傷を負ったり病気になったりした人々に対し治療を施した。また、被災した人々が集まっている地区で、防疫・消毒活動を全面的に展開した。

中国は現在、国連安保理常任理事国の中でもっとも多くのPKO要員を派遣している。1990年に初めて国連のPKOに参加して以来、累計で延べ1万4650人のPKO要員を派遣し、18項目の平和維持活動に参加してきた。中国の平和維持軍(PKF)がこれまでに累計で、新設・修復した道路は8000キロ以上、橋梁200以上、処理した地雷や各種の爆発物は8700個、輸送した物資は43万トン以上、治療した病人は6万人以上を数える。

現在、2100人以上の中国人のPKO要員が、10ヵ所の任務遂行地区でPKO活動を展開している。2004年10月から中国はハイチでのPKO活動に参加し、現在、ハイチで平和維持活動の任務に当たっているのは、平和維持警察隊である。

 

人民中国インターネット版 2010年2月

 

 

 

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