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全国政協会議開幕、賈慶林主席が活動報告
中国人民政治協商会議第11期全国委員会(全国政協)第3回会議が3日午後、人民大会堂で開幕した。今後10日間にわたり、各党派団体、各族・各界出身の全国政協委員が、国の経済や人民の生活に関わる重大な問題について積極的な提言活動を行い、その職責を的確に履行する。 胡錦濤、呉邦国、温家宝、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康の各氏ら中国共産党と中国政府の指導者が議長席に着座し、大会の開催を祝賀した。 第11期全国政協第3回会議には2237人の委員中、法定人数を満たす2154人が実際に出席。 大会はまず、会議の議事日程を審議、採択。続いて賈慶林・全国政協主席が第11期全国政協常務委員会を代表して活動報告を行った。賈主席は(1)世界金融危機による打撃への積極的な対策、安定した比較的速い経済成長を維持するための政策提言努力(2)民生改善、社会調和・安定維持の重視と促進(3)新中国および人民政協成立60周年の盛大な祝賀、団結奮闘という共通の思想と政治的基盤の強化(4)交流・協力の深化、国内外の中国人の関係の調和促進(5)対外友好交流の拡大、中国の改革・発展のための良好な外部環境の創出(6)自己建設の的確な強化、職務履行効果の向上----の6つの面から、過去1年間の人民政協の活動を総括した。 賈主席は「2010年は世界金融危機による打撃に対処し、安定した比較的速い経済成長を維持する上で正念場の年となる。人民政協が科学的発展に奉仕し、自らの科学的発展を実現する上でも重要な年となる。われわれはより良く関係を調整し、力を結集し、提言活動を行い、大局に奉仕し、科学的発展の推進と社会調和の促進において新たな業績を上げ、祖国の平和統一という大業の促進と対外交流の拡大において新たな役割を発揮し、自己建設の強化と政協活動の科学化レベルの向上において新たな一歩を踏み出さなければならない」と強調した。 開幕式には中共中央と国務院の関係部門の責任者が列席。各国の中国駐在使節も傍聴に訪れた。
「人民網日本語版」2010年3月4日
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