ホーム | ニュース | 文 献 | 提案・議案 | 本誌記者の取材日記 | 写真報道 |
陶大為 優秀な文化関連作品で国際的な友情の橋渡しを
政治協商委員、中国国際文化交流中心常務副理事長・陶大為氏は、3月5日の政治協商グループ討論会において、優秀な文化関連製品により、中国とそのほかの国家との友好の橋をかけることを提案した。会議の間に、陶大為委員は、特に弊社記者の取材を受けた。「中国国際文化交流中心は、海外の先進的文化の積極的な輸入以外に、中華文化を国外に送り出し、世界の人々が中国を知るようにしています」と陶委員は記者に語った。 陶委員は、『木蘭詩篇』の日本公演の事例を挙げ、優れた文化作品を送り出すことの重要性を説明した。「“花木蘭”は、中国では誰もが知る伝統的な物語です。昨年、現代的な手法で制作された大型ミュージカル“木蘭詩篇”は、東京で公演され、大成功を収めました。皇太子をはじめとする日本の多くの皇室関係者が我々の公演を鑑賞し、公演終了時には、責任者の手をとって目に涙をため、日中友好は永遠であるべきと語りました。これは、外交の成功例の一つです」と陶委員は語る。 公演の成功要因について、陶委員は、作品編成の素晴らしさ以外に、表現形式の重要性を挙げる。「ステージの上は中国の物語ですが、ステージの下には日本の観客がいます。歌い上げられるのは、中国語ですが、字幕は日本語です。役者は中国人であり、演奏者は日本の楽団です。演出のすべてが“和”を体現しています。最後に、両国の歌手、彭麗媛と芹洋子さんが“四季の歌”を合唱すると、その雰囲気は最高潮に高まり、観客の拍手は嵐のようでした」と陶委員は語る。 最後に、陶委員は、今後は、中国の多くの優れた作品を創作し、国外に送り出し、世界に中国文化を知らしめていくと語った。(文=王焱 写真=王丹丹)
人民中国インターネット版 2010年3月7日
|