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科学技術により万博をより素晴らしいものに 文=王焱 写真=王丹丹 3月8日午後、人民大会堂記者会見ホールでは、「万博に分け入り、万博を共に楽しむ」をテーマとする記者会見が開かれた。今回の上海万博でどのような科学技術の成果が展示されるかについて、記者の質問に全国政治協商会議副主席・万鋼委員が答えた。
新エネルギーについては、上海万博の5.8平方キロメートルは、世界最大の太陽エネルギー運用地となり、ここには、4.6兆ワットの太陽エネルギー発電装置を有する。東海大橋には、34基の3兆ワットの風力発電機が設置され、上海万博にクリーンエネルギーを供給する。
CO2削減については、上海万博会場内外には、水素燃料電池自動車、純電動自動車など各種の電動自動車などが配備され、会場内のCO2ゼロ排出を実現する。 照明方面では、「1軸4館」のすべてでLED半導体照明が使われ、その他の景観区での装飾および照明は、80%以上でLEDが使われる。万博会場は世界最大のLED集中区である。 用水については、上海の南市水廠が万博の見学者に対し、毎日、安全で衛生的な直接、飲用できる水を供給する。また「1軸4館」に降るすべての雨水は、再利用される。
交通方面では、交通システムが5分おきに全市の交通状況を更新し、渋滞の場所、流れのいい場所など、交通情報を知ることができる。 また、「上海の家」では、未来の生活を展示する。そこではロボットが炒め物をし、皿を運んでくれる。 各国の展示館は、多くの科学技術の成果を示す。日本館は、特殊な薄い膜の構造であり、その表面では発電ができる。ドイツ館は「調和のとれた都市」がテーマであり、工業の発展した未来を展示する。スイス館は、大豆繊維を発電および分解の材料として用いている。
人民中国インターネット版 2010年3月9日
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