青海省玉樹地震 余震が頻発

 

中国国家地震局の張暁東副センター長は14日、「午前11時までに、青海省玉樹チベット族自治州で余震が18回発生した。このうち、マグニチュード4の余震が4回あった」と述べた。

張副センター長は「青海省玉樹チベット族自治州は四川省と青海省、チベットの3省の境界近くに位置し、人口密度は低いものの、震源地は州都に近い。これまでに死傷者と家屋倒壊の報告があった」と述べた上、「今後も余震に備えるべきだ」と強調した。

青海省政府は14日午後、記者会見で「午後13時までに地震により少なくとも300人が死亡し、8000人が負傷した」と発表した。

一方、地元政府筋の話によりますと、地震の震源地はチベット鉄道から200キロ離れているため、チベット鉄道への影響は少ないということである。

現在、地元政府は軍隊や病院、政府などの職員を派遣し、被災地の救助活動に当たっている。この他、中国地震局、青海やチベットなどの省レベルの地震局も救援チームを派遣し、被災地に向かっている。さらに、中国国家地震救援チームも出発に備えている。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年4月14日

 

 

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