赤から黒、黄、そして緑……川劇(四川の地方劇)のリズムに乗って、ロボットが披露する川劇の絶技、変臉(へんれん)。これは上海万博のマスコット「海宝(ハイバオ)」を原型とするロボットによるパフォーマンスの一つである。高さ1.55メートルの「海宝」ロボットはゲストの位置、人数、進行方向を識別可能で、自動的に歓迎サービスのモードに切り替わり、中国語・日本語・韓国語・英語・フランス語・ドイツ語など6ヵ国語を使って熱意のこもったあいさつと自己紹介を行うことができる。さらに観客に手を差し伸べて握手を求め、握手の動作を完璧にこなすことも可能。この「海宝」ロボットにはパフォーマンスやゲスト歓迎サービスのほか、情報検索、コミュニケーション、記念撮影サービスの提供などの機能も備わっている。
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