――第5回中日友好21世紀委員会委員「漢俳」選
中日友好21世紀委員会は、中日両国政府の諮問機関で、1984年に設立された。両国の各界の知名人によって構成され、両国人民の友好交流と協力を促進し、中日関係の改善と発展に積極的な作用を発揮してきた。
第5回中日友好21世紀委員会は、2009年11月に設置され、その第一回会議が2月7日から9日まで、北京と揚州で行われた。会期中、双方は国際環境の変化と中日関係、国際地域経済の大きな流れと中日協力、中日の世論の変化と両国国民感情などの議題に関して討論を重ね、小異を残して大同を求め、率直に誠意ある対話を重ね、互いの理解を深め、信頼と友誼を一層強めた、「心の琴線に触れる」会議であった。
2月8日、温家宝総理は中南海の紫光閣で、第5回中日友好21世紀委員会第一回会議に出席した中日双方の委員と会見した。会見の折、温家宝総理は漢俳一首を詠み、日本の友人への歓迎と中日の世世代代の友好の心を表わした。
春到瑞雪迎
賓朋斉聚自東瀛
世代伝友情
(春来たりて瑞雪迎え
賓朋東瀛より斉聚する
世代に友情を伝える)
これに双方委員は大いに鼓舞され、会期中次々に自作の漢俳で応じ、新21世紀委員会第一回会議が成功裏に開かれたことへの祝賀と、中日友好への願いをこめた。上海万博の開幕にあたり、本誌はとくに何人かの委員の漢俳を選んで読者に供し、第5回中日友好21世紀委員会の上海万博開催への祝意を表わしたいと思います。
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