写真=王浩 |
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テーマ:都市はまるで生命体のようで、都市の命の健康は、人類が共に優しく扱い、守ってくれることを必要としている
マスコット:「活力溢れる海宝」をイメージに
展館面積:1.3万平方㍍
展館位置:Bゾーン
概要:
展館は「命」をメーンテーマとし、都市の「命の旅」を一手に握る。館内では高技術の手法を通じて、隠喩形式で、都市はまるで生命体のように、命の構造や魂を備えていることを表している。都市は休むことなく、代謝循環を繰り返し、精神の力に頼り、人と都市の間では絶えず、都市生命の調和を維持しており、都市生命の健康は、人々が共に優しく扱い、守ってくれることを必要としている。
マスコット:
「活力溢れる海宝」をイメージにし、健康、活発な精神状態を示す。この状態は、都市発展に必要な生命力で、人類が都市の発展と建設に身を置くことを呼びかけている。
展示内容:
「活力駅」には小売店が5カ所あり、人口の町、物流の町、エネルギーの町、金融の町と情報の町を代表している。液晶パネルで編成された車内情報札は、常時、世界の重要都市への列車、フライト予定、出港日と株、外国為替市況を表示し、都市の非凡な活力を体験させてくれる。「循環パイプ」では、見学者を連れて、巨大な地下パイプの内部を通り抜け、周期性の音、光、風を伴い,まるで地下鉄で通ったかのような感覚にさせてくれる。見学者は、パイプ内の多くの装置と触れ合いが出来、都市の脆くて弱い一面を見せ、人々の都市を「守りたい」と言う考えを誘発させる。「都市広場」の勢いは盛んで、五つの世界で著名な都市広場の映像を通じて、文化や風格の違う都市を訪れ、世界の都市の精華を味わう。「生活街市」中の「魂の図書館」は10冊の絵本を使って、10カ所の都市の生命の盛衰と人々の生活の関係を反映する。
ハイライト:
1.「リヨン駅」を体験
「活力駅」ではパリのリヨン駅のデザインが用いられた。それは1900年に万博のためにエッフェル塔と一緒に作られた駅であり、列車が5両分停めることができるようになっている。「活力駅」では「リヨン駅」が本物そっくりに再現され、同様に列車5両が停まっている。来館者がホームで足を止めると、売店と列車情報札などの装置が駅のにぎやかな情景を造り出し、都市の交通の非凡な活力を表現する。
2.五つの広場から都市生活を探す
「都市広場」は7個の大きな環形パネルと直径1000平方メートルの超大天幕で組み立てられ、万博園区最大の球幕影院になり、一度に800人が同時に見ることができる。世界の各洲にある5大著名都市を上海まで「運び」、来館者に奇妙な「通り抜け」体験をさせてくれる。万博期間中、この8枚のパネルで8分間の映像が延々と放映され、テレビのアンテナ探し、皮太鼓、タクシー、犬ぞりと中国将棋という五つの物語で、5都市の広場を連携させる。
3.漢旺鐘楼広場が、もうすぐ現れる
都市生命館内で、中国を代表するのが漢旺鐘楼広場である。それは災難の証であるだけでなく、自らが強くなるべしという精神の象徴でもある。漢旺鐘楼広場の映像は約80秒間放映され、2008年5月12日の人に怯えを覚えさす時間を再現する。地震の後、廃墟の上で、ホコリまみれになった少年が、家族愛が託されたある物を探している。映像は少年の視線と行動に沿って、高潮まで持ち込まれる。監督の蘇夏は言う、これはたった数10秒で来館者を感動させることができると。
人民中国インターネット版 2010年5月3日
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