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御手洗冨士夫会長と米倉弘昌副会長の率いる経団連代表団と会見する温総理 |
温家宝総理は12日、北京で御手洗冨士夫会長と米倉弘昌副会長の率いる日本経済団体連合会(経団連)代表団と会談した。
席上、温総理は「長い間、中日間の経済協力と貿易は両国、ひいては東アジアの経済成長の促進に大きく貢献し、豊かな経験を積み上げてきた。当面、中日関係は改善と発展を続けており、双方は手を携え国際金融危機に対応し、各分野での協力強化に重要な政治的基盤を築いた。日本の経済界の人々がこれからも建設的役割を果たし、中日間の相互理解と両国国民の友情増進のため絶えず努力するよう期待している」と述べた。
また温総理は、「両国の企業家が省エネ・環境保護、新エネルギー、循環型経済をはじめとする分野での協力を強化し、協力の方式を革新し、新たな市場を開拓し、互恵とウィンウィンを実現することを期待している」と述べた。
これに対し日本側は、「日本の経済界は中国の発展戦略をより多く理解したいと希望しており、双方の人的交流を密接にし、二国間と地域間で協力を強め、アジアの経済一体化プロセスと世界経済の回復と成長を促していきたい」と表明した。
御手洗会長が経団連の会長として訪中し、温家宝総理と面会するのは今回で9回目になるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月13日
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