中国人は何かトラブルに合ったり、困ったことがおきると“天啊!”(ああ、天よ!)、“老天保佑!”(天よ、お助けください!)といいます。日本語だと、「神様」と言いそうですが、どうして「天」なのでしょうか?
「天」は大昔から、中国人の中で、太陽と月を運行させ、風や雨をもたらし、万物をはぐくみ育てて、人類を幸せに、生かしてくれ、時には激しい災害をも起こし、人類を不幸にもできる、自然を支配する神秘的なもの、つまり、人類にとっての最高神という認識がありました。中国語の“天”にはこの意味も含まれていて、これが“天帝”として、古代から伝わってきました。
この“天帝”の言葉は“天命”といわれ、中国の始まりと言われる殷の国の王様はこの“天命”を受けたものとして人民を統治しようとしていたと言われています。孔子の『論語』の中にも「30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る・・・」と言う一説があります。“天命”は今の人の意識の中にも受け継がれていて、それで何かがあると“天啊!”という言葉が出てしまうのです。
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人民中国インターネット版 2010年5月27日
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