上海万博のフランス館とパリ館では、人型ロボット「Nao」は絶対に見逃せない。フランスのロボットメーカー、アルデバランロボティクスはフランス館内で人型ロボット「Nao」20体で構成されるショーを世界初公開している。「Nao」は身長58センチ、体重4.8キロで、中国名を「脳」(naoと発音)と呼ぶ知能ロボット。観衆のために「太極舞」をやってみせる姿に、あなたもきっと拍手喝采することだろう。「Nao」は世界で販売数がもっとも多い人型ロボットである。主として研究と教育用に使われるこのロボットは完全なプログラム制御に加え、多様なセンサーを配備、インタラクティブ能力を備え、多くの領域の研究、例えば教育補助、社会学、医学などの現場で用いることができる。2011年の年末からこのロボットの個人に向けての販売も開始される。
人民中国インターネット版 2010年6月11日
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