街頭の彫塑における北京の印象 |
この彫像群は、ある風景を描いている。それは、1頭のロバが、3つの板のベンチの上で、難しい動作をしているというものである。美しい若い婦人が、ロバの背中に斜めに座り、色つきの扇を持ち舞い踊っている。 このロバは、本物の動物でなく、天橋の芸人が扮装しているものである。パフォーマンスの時には、関徳俊はロバに扮装する道具を身につけ、妻の喬金鳳がロバの背にのり、竹の板をうちつけながら踊り、歌った。見物人が多いと夫婦の演技にも力が入った。 「賽活驢」は関徳俊の芸名であり、夫婦2人は、天橋演芸界における有名人だった。
|
人民中国インターネット版
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。 本社:中国北京西城区百万荘大街24号 TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850 |