街頭の彫塑における北京の印象 |
北京の阜成門立体交差橋の北側には、独特の彫像がある。それは、布の衣をまとった老人が石炭箱の傍らに座り、一息ついており、まわりには三頭の駱駝が立ったり座ったりしながら悠々としているというものである。 阜成門はかつて「石炭門」といわれていた。北京西部の門頭溝と房山は石炭の産地であり、阜成門は明清時期の石炭輸送の通路であった。当時の石炭輸送では人力阿にかわって駱駝が使われ、1940年代、山区に道路が通るとその後は車輌になった。
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