上海市委員会の兪正声書記(中国共産党中央政治局委員)はこのほど、上海万博オープン100日目を記念してメディアからの合同取材を受け、「万博閉幕を延期する可能性は無いが、人気のある中国館は閉幕後も少なくとも半年間は開放し続けるだろう」と述べた。
兪正声書記は万博閉幕後の中国館開放について、「具体的なプランはまだ未定だが、閉幕後は現在のように予約券制を取り入れるとは限らない。一般的な開放時間に基づいて行われるだろう」と述べた。
兪正声書記はこのほか、注目を集める人気パビリオンの保留問題についても回答した。「人気パビリオンを取り壊すかどうか?原則としては取り壊すことになっている。参加側には、施設を取り壊し、期限内に元の状態に戻す責任がある。ただし特例もあり、参加側と組織側が一致して保留価値があると認めたものに関しては保留しても構わない」とし、「上海万博では少数のパビリオンが保留される可能性はあるが、それ以外は原則として全て取り壊しとなる。具体的に保留をするかどうか、保留するとすればどのパビリオンを保留するのか、全ては現在検討中だ」と述べた。
「人民網日本語版」2010年8月11日
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