現在位置: 中国の切手
京杭大運河

2009年9月26日 国家郵政局発行

千里通波 6元(小型シート)

全長約1794キロメートルの京杭大運河は、北京、天津の両市から河北、山東、江蘇、浙江の4省を越えて杭州へとつながる、世界に見て非常に長く、古い運河の一つである。

燃灯塔 1.20元(6-1)

天后宮 1.20元(6-2)

山陝会館 1.20元(6-3)

清江閘 1.20元(6-4)

文峰塔 1.20元(6-5)

拱宸橋 1.20元(6-6)

中国の運河開削の歴史は春秋時代(紀元前770年~同476年)まで遡るが、隋(581~618年)以前は、そのほとんどが完備した水運体系ではなかった。元(1206~1368年)が都を北京に置くと、南方の食糧を北京へ運ぶため、今まで開削された運河を整備し始めた。1293年に、北京と杭州を結ぶ京杭大運河は全線開通を実現した。これにより、河川運輸は活発化し、大運河の沿岸部は経済が急速に発展し、人口が密集する地域となった。この時期に、数多くの町は商業都市に生まれ変わった。

今回の切手のモチーフは、北京、天津、蘇州、杭州など、京杭大運河沿いの都市の代表的な景観で、淡い色彩で描かれている。

 

人民中国インターネット版 2010年8月

 

 

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