中国外務省は19日、中国船船長の不法な拘置の延長を決定した日本側に厳正な申し入れを行い、「中国船船長を即時無条件で釈放しなければ、強烈な対抗措置を取る」との中国側の姿勢を表明しました。

外務省の王光亜次官はこの日、日本の丹羽宇一朗中国駐在大使に対し、強い憤りをもって日本側に抗議を表明しました。

王光亜次官は「日本側が今回事件を起こし中日関係に大きな損害を与えた。今後の事態が如何に進展していくかは、すべて日本側の選択によって決まる」と指摘しました。

中国国際放送局日本語部より　2010年9月21日