中国・ASEAN博覧会 南寧で開幕

 

第7回中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)博覧会が19日に西南部広西チワン族自治区の中心地・南寧で開かれました。

今回の博覧会は中国・ASEAN自由貿易エリアが予定どおり設置された背景の下で開催されたものです。自由貿易区エリアの設置を示すため、今回博覧会では、従来の商品貿易、投資協力など4大テーマのほか、サービス貿易というテーマを増やし、中国とASEAN双方の金融、物流と教育などサービス分野における交流を促していくことにしています。

また、商務省外国貿易発展局の賈国勇局長は19日、北京で「中国・ASEAN自由貿易エリアが設置して8ヶ月経ったが、双方の貿易額は1800億ドル(日本円で約1兆円)を超えている」と述べました。

さらに、今年の1月から8月までに、中国とASEANとの貿易額は去年同期より47%増の1853億ドルに達しており、うち中国のASEANからの輸入額は54.4%増の973億ドルで、中国のASEANNへの輸出額は40%増の880億ドルとなっています。こうしてASEANは中国にとって三番面の輸入市場と四番目の輸出市場にそれぞれなっているのです。

 

「中国国際放送局日本語部」より 2010年10月19日

 

 

 
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