東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の会議に出席するため、ベトナムを訪問している中国の楊潔チ(竹かんむりに褫のつくり)外相と日本の前原誠司外相は29日、ベトナムの首都ハノイで会談し、両国関係と関連の問題をめぐって意見を交わした。楊外相は釣魚島問題について中国側の厳正な立場を改めて強調した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
両外相は中日関係の維持と推進が両国および両国国民の根本的利益に合致する、との認識を確認。恒常的な交流を継続し、関係改善に向けて共に努力していくことで一致した。
「人民網日本語版」 2010年10月29日
|