第17回ASEAN・東南アジア諸国連合首脳会議及び対話パートナー国会議が30日午後、ベトナムの首都ハノイで閉幕した。
今回の首脳会議の議長国であるベトナムのグェン・タン・ユン首相は閉幕式後の記者会見で、「各国首脳は今回の会議で、ASEAN共同体の建設や、ASEANの対外関係の発展、ASEANの地域的枠組内における中心的地位の確保、持続可能な発展と世界的な課題への対応などについて話し合った。ASEANは今後も多くの課題に直面するだろう。ASEANは各対話パートナー国との協力を拡大し、地域的と国際的な活動に多く加わり、より大きな役割を果たしていく」と述べた。
また、ASEANの次期議長国であるインドネシアのユドヨノ大統領は閉幕式で挨拶し、「インドネシアはASEANをリードして、共同体の建設を推進、ASEAN憲章の実現に努力していく」との姿勢を示した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年10月31日
|