カンクン国連気候変動会議に出席する中国の蘇偉首席交渉代表は29日、「中国政府はカンクン会議が気候変動の緩和、気候変動適応、排出削減資金と技術の4つの鍵となる問題で、均衡の取れた進展を遂げることを希望する」と述べました。
蘇偉代表は、「中国は引き続き『国連気候変動枠組条約』、『京都議定書』、『バリ・ロードマップ』を堅持していく。また、今回の会議では、次の段階の『バリ・ロードマップ』についての交渉が最終的に、法的な拘束力の成果を上げるための基礎を築くことを希望する」と述べました。
中国国際放送局日本語部より 2010年11月30日
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