中国政府代表団の解振華団長は6日、カンクンで、「中国は温室効果ガス排出のピーク値をいち早く迎えることを希望している。国際社会の支援があれば、更に早く迎えられるだろう」と述べました。
解振華団長は、「中国は工業化、都市化の過程において、規制なしに温室効果ガスを排出することはできない。排出削減のため、中国はすでに省エネ、発展方式の転換などの措置を講じた。今年の末までに、単位GDP当たり、エネルギー消費量をおよそ20%減少する目標を実現する可能性がある。これは15億トンの二酸化炭素の排出を削減することになる。中国の1人当たりのGDPは世界で100位であり、1億5000万人が国連が設定した貧困線以下の生活をおくっている」と述べました。
「中国国際放送局 日本語版」 2010年12月08日
|