ミニブログがネット利用者と両会を結ぶ重要なルートに

 

毎年開催される全国両会(全人代・全国政協)は、無数のインターネット利用者を含む市民がこぞって注目する大きな行事だ。過去1年間でミニブログが急速に発展したため、今年はミニブログの力を借りた両会への注目がネット利用者の間で急速に高まっている。両会の代表もミニブログの力を借りてネット利用者の関心に耳を傾け、理解しようとしている。ミニブログは無数のネット利用者と代表を結ぶ新たな架け橋になりつつある。新華社が伝えた。

ミニブログを大衆に奉仕するための有力なツールとする政府機関も増えている。現在「新浪ミニブログ」には政府や官僚のアカウント3000近くが開設されている。公安だけで1000近くに上る。政府機関はミニブログを通じて政策情報を公表し、民意・民情を理解しようとしている。官僚はミニブログを通じて民意を把握し、その距離を縮めようとしている。

ミニブログはまさにこうした望ましい発展、そしてそれ自体の持つ鮮明な強みによって、ネット利用者が両会に注目し、関心や心の声を表明するうえでの重要なルートになっている。昨年の両会で一部の代表や委員は新浪ミニブログを通じて民意を募り、議案や提案を公表し、ネット利用者と双方向的な交流を行うことで「ミニ代表」となった。

今年の両会でもミニブログは精彩を放っている。最近開催された各地の両会では、新浪ミニブログ上で厦門(アモイ)市両会の「両会を語る」、南昌市両会の「政治討論インタラクティブグループ」、広東省政協委員による政府活動報告「生中継」、武漢市の「両会インタビュー」などが見られた。ある業界関係者は「両会は政策提言、民意凝聚、参政と政治議論の最高の場であり、ネットも民意を伝え、集め、民衆の力を凝聚する最良のルートなので、今年の両会会期中はミニブログを通じて両会に注目するネット利用者がさらに増えるだろう」と指摘する。

 

「人民網日本語版」より 2011年3月3日

 

 

 
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