張雪=文・写真
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対外友好界分科会の討議会場 |
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発言する中国国際貿易促進委員会の万季飛会長 |
3月4日午前、中国人民政治協商会議第11期全国委員会第4回会議の分科会において、対外友好界委員で、中国国際貿易促進委員会の万季飛会長は、その発言の中で「2010年、中国は世界第2位の経済体となり、輸出入額では世界のトップだ。しかし、国際的な発言権は相応に高まっていない。国際貿易の分野では『中国が買うものは何でも高く、売るものは何でも安い』という現象が広く見られる」と述べた。
中国は「改革開放」政策開始後30年になったばかりで、本当の意味で国際社会に仲間入りしたのもこの30年だ。国際社会の中国に対する誤解や曲解はいまだに多く、中国は国際社会に自らのことを説明する必要がある。
万委員はまた、「中国は国際秩序を守るという前提のもと、自らの発言権を勝ち取り、自らの利益を訴えるべきである。また、中国はよく学び、人材を育成し、国際社会が理解できる言葉で我々の訴えを伝えていく必要がある」と述べた。
人民中国インターネット版 2011年3月5日
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