「第12次五カ年規画」の主要目標(3)政府自身の改革を強化 |
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取材している国内外のメディア陣 |
第11期全国人民代表大会第4回会議が5日午前9時、人民大会堂で開幕し、国務院の温家宝総理による政府活動報告の聴取、第12次五カ年規画(2011~2015年 以下「十二・五」と略す)綱要草案、年度計画報告・予算報告の審査が行われた。
温総理は報告の中で、「十二・五」の主要目標について以下のように述べた。
政府自身の改革を絶えず強化する。政府の権利は全て国民から与えられたものだ。政府は国民に対して責任を持ち、国民のために利益をはかり、国民による監督を受けなければならない。国民による国と社会的事務の法に基づく管理、経済と文化事業の法に基づく管理を幅広く動員・組織しなければならない。法による治国という基本的戦略を堅持し、人々の利益を守る法律整備を強め、法による行政を推進しなければならない。科学的・民主的な政策決定を行い、政策の決定・執行・監督が相互に制約し合い、協調し合うメカニズムを打ちたて、権力の正しい行使を確保しなければならない。権力が過度に集中し、制約を受けない状況を制度上から打開し、腐敗の処罰・予防を断固として行わなければならない。人々の民主的権利と合法的権益を保障し、社会の公平・正義を守らなければならない。
「人民網日本語版」2011年3月5日