春節の帰省ラッシュ緩和のため休暇延長を提案

王焱=文・写真

「春節の連休は短すぎる。人々がゆっくり過ごせないばかりか、帰省ラッシュで交通に大きな負担となっている」全人代代表で、四川省眉山市長の李静氏は国務院が速やかに調査研究を進め、春節の公定休日を旧暦1月15日まで(現在の7日間から16日間に)延長するよう提案している。

取材を受ける李静・代表

李代表は、春節連休が短すぎ、客観的に見てこの期間の交通渋滞を加速させ、チケットが買えないなどの状況を生み出している。各種調査から見て、大多数の人々が春節の休暇延長を希望しており、より長く家族と過ごし、正月気分をよく味わいたいと願っている。春節連休の延長でこの期間の観光経済資源もより開発利用されるはずだ、と語っている。

今年の春節期間、全国の鉄道利用者数は延べ2億2100万人となり、前年に比べて1701万6000人の増えた。8.3%の伸び率を記録し、春節期間としてこれまでで最多となった。

 

人民中国インターネット版 2011年3月6日

 

 
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