中国国家統計局が8日に発表したデータによると、第11次五カ年規画(2006~2010年)期間中、中国の電気通信に対する固定資産投資総額は1兆4621億9000万元に達した。中国はこの5年間で、全国をカバーし、世界とリンクし、進んだ技術を有する、世界最大の情報通信ネットワークを完成させた。中新社が8日に伝えた。
この5年間における電気通信固定資産投資の年平均伸び率は8.8%だった。うち、2006~2007年は年平均投資額が2300億元前後だったが、2008~2010年にかけては、中国の3Gネットワーク建設が試験段階から商用段階に入ったこともあり、投資のピークを迎えた。この3年間の年平均投資額は3345億9000万元に達した。
2010年末の時点で、中国の光ケーブルの長さは995万1000キロに達した。過去5年間で587万8000キロが建設され、年平均増加率は19.6%に達した。携帯電話基地局は2005年末の36万2千カ所から2010年末には139万9千カ所に増え、年平均増加率は31%に達した。
2005年から2010年の5年間で、電気通信業務総量は1兆1403億元から3兆954億9000万元と2.7倍に増え、年平均伸び率は22%に達した。
携帯電話のユーザー数は、2005年末の3億9000万人から2010年末には8億6000万人に増え、年平均増加率は16.9%だった。2005年末、携帯電話の普及率は100人あたり30.3台だったが、2010年末には64.4台に増え、年平均増加率は16.3%だった。
2008年、中国のネットユーザー数は世界一に達した。2010年末時点でネットユーザー数は4億5700万人に達し、2005年末の1億1100万人に比べ4.1倍に増加、年平均増加率は32.7%に達した。
「人民網日本語版」より 2011年3月9日 |