中国の特色ある社会主義の法律体系について、張穹・中国人民政治協商会議法制委員会副主任は、取材に答え、「法律の中心的な問題は、権力掌握者への制約である」と述べた。
張穹副主任はさらに、「中国の特色ある社会主義の法律体系は、憲法を主幹として、刑法、民法、経済法など社会管理に関する6部門の法律体系が骨組みとなり、その骨組みをめぐって行政法規を組み合わせられる、という完全な体系である。この体系の最大の特徴は、人民の意思を確実に反映するとともに、党の政策と有機的に結びつけている点である」と述べた。
「法律体系の形成は、国家管理の全体が法制に基づいて行われることを意味する。法律の中心的な問題は、権力掌握者への制約であり、それをして大衆の利益を犯さないようにすることである」(文=王征)
人民中国インターネット版 2011年3月8日
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