寧夏回族自治区の全体会議の現場

３月８日午前９時～１１時、寧夏代表団は、人民大会堂の「寧夏ホール」で、代表の活動を公開した。代表たちは黄河沿い経済区、水利建設、生態補償システム、農民の収入の増加、貧困地区に対するインフラ建設への財政注力、中阿（アラブ諸国およびムスリム地区）商業貿易の往来などの議題について発言し、その後記者たちの質問に答えた。

張毅・寧夏回族自治区党委員会書記、人民代表会議常務委員会主任、および王正偉・同自治区党委員会副書記、自治区主席などが会議に出席し、記者の質問に答えた。

張毅・寧夏回族自治区党委員会書記、人民代表会議常務委員会主任

王正偉・同自治区党委員会副書記、自治区主席

寧夏回族自治区は、全国５区の少数民族自治区の一つであり、全区の面積は6.64万平方キロメートル。2010年末の総人口は632万人であり、うち回族人口は228万人を占める。回族はアラブ民族と信仰が同じであり、習俗が近いから、アラブとの交流促進には独自の優位性をもっている。2010年9月に、自治区の首府銀川では、中国アラブ諸国経済貿易協力フォーラムが開催されていた。（文・写真＝王焱）

人民中国インターネット版　2011年3月8日