中国人民政治協商会議第11期全国委員会(全国政協)第4回会議は9日の午後、「全国政協委員が語るイノベーション能力」をメインテーマに記者会見を開いた。会見には全国政協委員の馬大龍氏、鄔賀銓氏、尹卓氏、陳志列氏、徐冠巨氏、郭為氏が出席し、記者の質問に答えた。
伝化集団有限公司の董事長である徐冠巨氏は、記者の質問に対し、「農業は他の産業の発展水準に比べて、明らかに遅れている。現在、農業の科学技術イノベーションレベル向上はもはや一刻を争う課題となっている」と述べた。
徐冠巨氏は次のような提案を述べた。
第一、中国政府は政策を発表し、農業の科学技術イノベーションを実行する企業へのサポートを強化すべきである。科学技術イノベーションレベル向上に関して、政府は政策面で農業をけん引していかなければならない。
第二、政府はより多くの工業・商業資本の農業への投入や、より多くの社会資源や専門家の農業分野への参入を一層促進することが必要である。
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