1年に1度の中国人民政治協商会議と全国人民代表大会(以下「両会」)は、内外メディアの中国に関するニュースの主戦場となっており、毎回の記者会見で内外からの記者たちを見かける。香港、マカオ(澳門)特別行政区および台湾から訪れた記者も多い。
台湾『経済日報』の記者、林則宏氏は、大陸で新聞報道に長く関わり、何度も「両会」を取材しており、大陸の経済発展は台湾の読者が最も注目するものである、と述べた。
また、台湾の読者は、大陸の発展が台湾にもたらす商業的なチャンスについて、もっと知りたいと思っている。大陸が現在、直面している不動産価格の抑制、物価の抑制、就業問題の解決などの問題については、台湾にも存在しており、自分の報道を通して、台湾の人々に参考にしてもらい、真実の大陸についてさらに知ってもらうことを希望している、と語った。(張雪=文)
人民中国インターネット版 2011年3月10日
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