第11期全国政治協商会議(全国政協)第4回会議の第3回全体会議が9日午前9時、人民大会堂で開催された。全国政協委員の楊超氏は、シルバー産業発展に関する『三本柱』をテーマに発言し、「2000年から2025年まで、中国の高齢者人口は年平均3.3%の増加率で増え続け、2020年には総人口の18%を占めることになろう」との見通しを明らかにした。
以下は楊委員の発言内容。
統計データによると、中国の60歳以上の高齢者は2009年末に1億6700万人に達し、総人口の12.5%を占めるに至った。2000年から2025年まで、中国の老齢人口は年平均3.3%のペースで増え続け、2020年には総人口の18%、2050年には30%を占めると見込まれる。これは、中国国民の3人に1人が高齢者であることを意味する。計画生育政策によって、一人の子ども、二人の親、四人の祖父母という「四二一」型の家庭構造が形成され、我が国はかつてない養老問題に直面している。この問題の解決は、社会の3分の一を占める高齢者層の調和と安定に直接関係するほか、家庭ひいては社会全体の調和と安定にも関わってくる。
「人民網日本語版」より 2011年3月11日
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