胡暁煉、今後5年で人民元自由化は大幅に進展

 

第11期全国人民代表大会第4回会議のニュースセンターは11月午前、「通貨政策と金融問題」をテーマに記者会見を開いた。人民銀行の周小川行長、胡暁煉副行長、劉士余副行長、人民銀行副行長兼国家外為管理局の易綱局長が会見に出席し、メディアの取材に応えた。

フランス記者:中国は人民元為替メカニズムの改革を進めている。人民元両替の完全自由化は具体的にいつになるか。例えば、人民元は2015年あるいは2020年に資本項目の自由両替が完全に可能な通貨となるか?

記者会見に臨む人民銀行の胡暁煉副総裁 

胡暁煉:資本項目の両替自由化の具体的な時期と進展に関しては、主に各方面の状況を考慮しなればならない。現在、直接両替の条件は良くなってきていると考えており、今後5年で、人民元の両替自由化には大幅な進展が見られると信じている。しかし、人民元両替の完全な自由化は具体的にいつになるかに関しては、状況により変わるため、現在は具体的な時期についてまだ言えない。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」より 2011年3月11日

 

 

 
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