国内外メディア:中国は「GDP崇拝」から「幸福追求」へ方向転換

 

■香港紙「文匯報」

 全国両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)の開催前から、「人民を幸福に」という言葉は各地方政府の政府活動報告や第12次五カ年規画(2011~2015年 以下「十二・五」と略す)で頻繁に使用されていた。「十二・五」は「幸福に関わる民生を、規画全体の出発点および着地点として堅持しなければならない」としている。このため今後5年、力強い経済と民生のおかげで、国民全体の幸福は二度と不安定ではなくなるはずだ。

■日本紙「中文導報」

 今年最も頻出し、両会で最も人気のあるキーワードは「幸福」をおいて他にない。「国富論」から「幸福論」への転向、「GDP崇拝」から「幸福追求」への転向は社会の求めであり、世界の潮流でもある。

■英紙「フィナンシャル・タイムズ」

 中国は引き続き全国各地で最低賃金の大幅な引き上げを推し進める。所得格差が依然拡大し続けている問題に対し、中国は持続的かつたゆまぬ努力を通じて、所得格差の拡大傾向を速やかに転換し、改革・発展の成果を数多くの国民がより分かち合えるように努力するだろう。

 

 「人民網日本語版」2011年3月11日

 

 
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