全人代代表、喫煙規制法の制定を提言

■顧晋氏ら全人代代表31人の提言

 中国では喫煙による死者が年間100万人を超えており、喫煙に起因する医療費支出は05年だけで1665億元に上った。たばこ規制は国民の健康と国の社会・経済建設に関わる。中国はすでに世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約に調印している。適切な時期に同条約の内容を国内法によって具体化する必要がある。喫煙規制法の制定を提言する。

■薛少仙氏ら全人代代表32人の提言

食品安全法は食品安全上の問題を防止するシステムの構築に重点を置いており、罰則は厳しくない。食品の安全性を脅かす行為は、非専門の行政機関がそれぞれ取り締まっており、公安機関には行政法執行権がない。食品安全上の違法行為に対して、行政拘留関連の処罰規定がないため、厳しい行政処罰が科せられずにいる。食品安全法のしかるべき改正を提言する。

 

 「人民網日本語版」2011年3月11日

 

 
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