温総理:「国情に合った道を歩むべき」

 

中国の温家宝総理は14日、「中国を政治が不安定となっている西アジアや北アフリカの国々と類比するいかなることも、正しいことではない」と述べた。

温家宝総理は、「中国の改革と建設はまだ模索中である上、自国の発展が一つのモデルだと思ったこともない。どの国も自国の国情に適した発展の道を歩むべきだとわれわれは認め、各国人民の選択を尊重する。ことなる国、ことなる発展の道はいずれも、互いに尊重しあい、学びあい、参考にしあうことができると我々は信じている」と述べた。

温総理は、「中国は自国の国情に適した発展の道を選んだ。改革開放から30年、中国の経済と社会は急速な発展を遂げ、国民の生活が著しく改善されたが、中国は依然として発展途上国である。この発展の道の主な特徴は、経済建設を中心にすることや、人を基本とすること、社会の公平と正義、人民の民主的権利を保障することなどを堅持しなければならないことだ」強調した。

 

「中国国際放送局 日本語部」より2011年3月14日

 

 

 
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