東日本大震災の発生を受け、一部の国が相次いで支援活動を始めている。
中国国際救援隊一行15人は13日の午前、日本に到着し、日本の救援隊と共に救援活動を展開している。また中国政府は3000万元相当の緊急物資を提供すると発表し、テント、毛布、非常灯などを含む第1陣の救援物資が14日の夜、日本に到着した。このほか、在日中国大使館、華僑華人企業、華僑華人および留学生は457万円の義捐金を募集した。
アメリカは原子炉の専門家からなるチームを派遣し、原子炉を安全に停止させるための方法や、外部に放出された放射線の人体や環境への影響などについてアドバイスを行う予定だ。このほか米国際開発局(USAID)は、救援隊2 チームあわせて144 人と救援犬12匹を派遣する。ドイツは救援隊43人と救助犬3匹を派遣する。また、シンガポール、インドネシアの救助隊も被災地に到着し、救助活動を行っている。
タイは1.5万トンの食糧を提供したほか、医療チームを派遣する予定だ。
日本の警察庁が発表したデータによると、15日の午前8時現在、東日本大震災で死亡した人数は2414人に達し、3118人が行方不明となっている。
「中国国際放送局日本語部」より 2011年3月15日 |