第11期全人代・第4回会議は政府活動報告、第12次五カ年規画(2011~2015年 「十二・五」と略す)綱要、全人代常務委員会活動報告その他の報告を承認し、各議事日程を順調に終えて、14日午前に閉幕した。閉幕式は呉邦国・全人代常務委員長(大会主席団常務主席、執行主席)が主宰した。
会議は政府活動報告に関する決議を採択した。これは第11次五カ年規画期間の中国経済・社会の極めて大きな成果を高く評価し、国務院の過去1年間の活動を十分に肯定し、報告に示された「十二・五」期間の主たる目標・課題と2011年の活動計画に同意し、同報告を承認する内容だ。
会議は「十二・五」綱要に関する決議、2010年度国民経済・社会発展計画の執行情況と2011年度の国民経済・社会発展計画に関する決議を採択。2010年度国民経済・社会発展計画執行情況と2011年度国民経済・社会発展計画案に関する報告、2011年度国民経済・社会発展計画の承認を決定した。2010年度中央・地方予算執行情況と2011年度中央・地方予算に関する決議を採択し、2010年度中央・地方予算執行情況と2011年度中央・地方予算案に関する報告の承認を決定、2011年度中央予算を承認した。
また、全人代常務委員会活動報告に関する決議を採択した。全人代常務委員会の過去1年間の活動を高く評価し、報告に示された2011年度の主要任務に同意し、同報告を承認する内容だ。
会議は最高人民法院活動報告に関する決議、最高人民検察院活動報告に関する決議を採択し、両報告の承認を決定。倪岳峰全人代常務委員の辞任届の全人代常務委員会による受理の確認に関する決定を採択した。倪氏は他のポストに任用されるため、法律に基づき全人代常務委員会に辞任届を提出した。
各議事日程の終了後、呉委員長が演説を行い「第11期全人代・第4回会議は代表全体の共同努力の下、予定された各任務を順調に完了した。会議期間中、代表たちは全国各族人民から重大な委託を受け、主人としての高度の責任感と歴史的使命感をもって、法に則って職責を履行し、会議の成果において党の主張と人民の意志の統一を十分に体現し、全国各族人民の共通の願いを十分に反映させた。今回の会議は必ずや、中国の特色ある社会主義の建設と発展という偉大な事業に奮起して身を投じるよう、全国各族人民をさらに団結させ、動員することだろう」と述べた。
「人民網日本語版」2011年3月15日
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