吉林省、宮城県に10万ドル寄付、長春市も仙台市に

 

吉林省委員会と省政府はこのほど、同省と友好関係にある宮城県に対し10万ドルの震災寄付を行うことを決定した。また、長春市委員会と市政府も、仙台市に50万元(15日为替レートで約620万3500円)寄付する決定を下した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

吉林省と宮城県は、1987年に友好関係を樹立して以来、政治・経済・文化の各分野で良好な交流・協力を続けてきた。今回の大震災の震源地に最も近い宮城県の被災状況は極めて深刻なものとなった。

吉林省委員会と省政府は、人道主義の立場と両地住民の友情をかんがみて、吉林省住民を代表し、宮城県の被災者に10万ドルの支援金を送る事を決定した。支援金は、宮城の被災者救援と震災後の復興・再建作業を支援し、宮城が一日も早く今回の大きな自然災害を乗り越えて故郷を再建し、県民が普段の生活に戻れるよう運用される。

吉林省商務庁は、省委員会・政府の指示により、日本の企業で研修している多くの在日研修生(技能実習生)との連絡に尽力している。13日までに、日本にいる5781人の中国人研修生と在日企業の中国人従業員の無事を確認した。省関連部門はこれ以外の76人とも連絡が取れ、名簿との照合を進めている。

 

「人民網日本語版」 2011年3月15日

 

 

 
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