東日本大震災を受けて、中国政府や民間団体、一般市民は震災情報に関心を寄せ、日本の救援活動にも協力している。北京外国語大学日本学研究センターの徐一平教授はこのほど、記者のインタビューに応じ、「四川大地震が発生した際には、日本が中国に救援の手を差し伸べてくれた。今回、大地震に見舞われた日本に中国は救援の手をいち早く差し伸べた。これは、中日友好にも大きな役割りを果たすことだろう」と語った。
東京外国語大学のシンポジウムに参加するために日本を訪問した徐教授は、大地震発生当時東京に滞在しており、今回の大地震を自ら経験し、震災の影響を受けた日本の様子をその目で見た。19日、日本から帰国した徐教授は、北京で「日本大地震の世界経済への影響」と題するシンポジウムに出席した際、記者のインタビューを受けた。
また、徐教授は「今後の復興に向けて中国政府と国民は積極的に取り組み、多くの援助を提供していくだろう。特に来年は中日国交正常化40周年に当たり、こういった背景もあることから、中日友好の更なる発展も期待できる」と話した。
「中国国際放送局日本語部」より 2011年3月21日
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