水産物の対日輸出を拡大へ 山東

 

山東省海洋漁業庁によると、東日本大震災とそれに伴う大津波・放射能漏れ事故を受け、同省は前向きに各種措置を講じているという。一部の水産養殖種を調整し、アカガイ、ハマグリ、コンブ、ワカメ、ノリの養殖を拡大することで日本市場への供給量を増やし、割当枠さらには輸出シェアの拡大を目指す方針。人民日報が報じた。

同庁は、沿海水産物の汚染を心配する声が多いことから、専門家に依頼して詳細分析を行った。その結果、日本の放射能漏れ事故が山東に及ぼし得る直接的、潜在的影響は現時点ではみられず、食べても問題はないとの見解に達した。

 

「人民網日本語版」より 2011年3月24日

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850