中国と日本は、青島などの都市で廃棄物循環利用試験プロジェクトをスタートさせることになった。プロジェクトでは、生活ごみの無害化と資源化処理を行い、加工生成物を燃料油などのエネルギー資源として取り出し、同時に安全で効率的な廃棄物循環利用システムの確立を目指す。
4月7日、国家発展改革委員会と日本のJICA(国際協力機構)が北京で『中日協力都市廃棄物循環利用推進プロジェクト及び安全処理モデル試験項目開始式』を行った。これによると、中国が日本の都市廃棄物収集、分類、効率的循環利用と安全処理の先進的経験を導入し、青島、貴陽、西寧、嘉興の4都市で、試験的にレストランからの食品ごみ、廃タイヤ、包装ごみという3種類の都市廃棄物を資源化利用し、中国独特の安全で、効率的な廃棄物循環利用システムを作り上げる。(楊昕)
人民中国インターネット版 2011年4月21日 |