第3回中国(寧夏)園芸博覧会開催

 

文・写真=孫雅甜

中国国家農業部、寧夏回族自治区人民政府が主催する第3回中国(寧夏)園芸博覧会が、2011月5月15日から17日まで、銀川市賀蘭県寧夏園芸産業パークで開催される。

メディアに対して経済・社会の発展状況を説明する寧夏回族自治区人民政府関係部門の責任者

今回の園芸博は、国内外の農業におけるハイテクの成果と、種苗、農業資本と農業機械、園芸施設などを中心に展示・販売を行う。また、寧夏の特色ある優良な農産品受注促進会、野菜生産と販売の連結相談会と、園芸花卉サミットなど多くの交流イベントが予定されている。来場者は中寧の枸杞(クコ)、塩池の灘羊、賀蘭の水産物、中衛の硒砂瓜、西吉の馬鈴薯など寧夏の特色ある農産品を目にすることができ、寧夏の特色ある口承民謡であり国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界無形文化遺産にも登録されている「花児」を味わうことができるはずだ。

第2回の園芸博では、寧夏に対する投資・不動産購入、農産品取引などのプロジェクトは671項目、投資取引総額は393億1000万元に上ったという。

農業は寧夏の基盤産業で、枸杞、イスラム教徒のための牛・羊肉、乳牛、馬鈴薯、瓜類、良質な穀物、淡水魚、ブドウなどの特色ある優れた農産物が生産されている。

 

【ミニ情報】寧夏の農業

黄河は寧夏エリア内を397キロにわたって流れており、両岸の土地は肥沃で、古くから「天下黄河富寧夏」(黄河が寧夏を富ましてきた)といわれる。寧夏には81万ヘクタールの耕地があり、開発を待つ土地が67万ヘクタール、利用可能な草地267万ヘクタールある。すでに枸杞、ワイン、甘草、瓜類、馬鈴薯、牛・羊など13の特色ある優れた農業と関連産業を形作っている。

 

人民中国インターネット版 2011年4月25日

 

 

 
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