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中国共産党が「一国二制度」実践できるのはなぜか

 

中国共産党は90年前に結成すると、中国人民を指導して国家統一と中華民族の大結束を徹底的に実現することを自らの道義的義務たる歴史的使命、新鮮な責務と位置づけ、そのためにたゆまず奮闘してきた。90年間の中共党史はある意味において、中国共産党が中国人民を指導して国家統一と中華民族の大結束の実現のために奮闘した歴史である。(文:斉鵬飛・中国人民大学台香澳研究センター主任。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)中国共産党は中国人民を指導して革命、建設、改革の3つの「30年」を推し進めた。中国共産党は国家統一の実現において常に巨大な試練にも直面し、中国人民の利益と意志を代表し、時代の変化に沿った国家統一戦略および具体的戦略を打ち出し続け、国家統一の歴史的過程を推進し続け、中華民族の大統一、大結束にかつてない新局面を切り開いた。

中共第11期中央委員会第3回全体会議から始まった改革開放と社会主義現代化の新たな時期において、中国共産党は平和・発展・協力という現代世界の時代のテーマに沿い、香港、澳門(マカオ)、台湾問題という国家統一における「歴史の残した三大問題」の解決において、「平和統一、一国二制度」という極めて想像力ある新たな構想、新たなモデルを創造的に打ち出し、最大の誠意と最大の努力を尽くして国家統一の平和的過程を推進した。かつ、「一国の大同を求め、二制度の大異を残す」特殊な方法によって、中国大陸地区の社会主義の主体的地位を変えないことを前提に、香港・澳門・台湾地区が資本主義制度を長期間維持することを許し、両岸の4つの地方の共同発展、共同繁栄を実現した。この指導的思想と基本的国策に基づき、中国共産党は中国人民を指導して、近代以来中華民族の蒙ってきた植民地主義の歴史的恥辱を雪ぎ、1997年7月1日には香港地区、1999年12月20日には澳門地区の主権を回復して、両地区の復帰を実現した。この指導的思想と基本的国策に基づき、中国共産党は中国人民を指導して台湾海峡両岸の長期的な対立・隔絶という互いに譲らぬ局面を打開し、両岸関係に大きな突破口を開き、直接の通信・通航・通商と全面交流を実現した。かつ、「平和統一」に向けた積み重ねと準備を行う「平和的発展」の新たな段階へと徐々に両岸関係を導いていった。これは中華民族にとって盛大な出来事であり、世界の平和と正義の事業の勝利でもある。

中国共産党が「平和統一、一国二制度」をうまく指導できるのはなぜか?中国共産党が中国人民を指導して香港・澳門の復帰と両岸関係の重大な進展を実現できたのはなぜか?その根本的な理由は、中国共産党が中国人民の根本的利益と共通意志の忠実な代表者であり、中国史の発展の法則と趨勢を真に反映し、体現する偉大な、光栄ある、正しいマルクス主義政党であり、中国人民を指導して民族の独立と人民の解放を実現し、中国人民を指導して中華民族の偉大なる復興を実現する核心的パワーであることにある。中国共産党なくして、新中国なし。中国共産党なくして、富強・民主文明・調和の社会主義現代化の新中国なし。中国共産党なくして、中華民族の大統一と大団結を真に実現する新中国なし。われわれは中国共産党の正しい指導の下で、中国人民は必ずや国内外の中華民族の共通の願いである中華民族の大統一、大団結を徹底的に完成し、中華民族の偉大なる復興を実現することができると信じている!

 

「人民網日本語版」 2011年6月27日

 

 

 
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