青島のマンガ・アニメ産業はそれほど早く勃興したわけではなく、2008年になって、ようやく急速な発展時期に入った。しかし、それからわずか2年の間に、マンガ・アニメ企業は30社弱から60社余りに増え、おもちゃなど関連商品を生産する企業は300社近くを数えるようになった。今では青島は、中国第6の国家レベルのマンガ・アニメ基地となり、マンガ・アニメと関連商品の売上は年間40億元となっている。

現在、青島にはすでに青島国際マンガ・アニメ・ゲーム産業パーク、青島ソフトウェアパーク、嶗山区創業ソフトウェアパーク・マンガ・アニメ産業パーク、市北科技マンガ・アニメ産業パークを擁している。マンガ・アニメ訓練機関は22カ所あり、青島でマンガ・アニメについて学ぶ若者は5000人を超えている。

2008年以来、青島で作られたアニメは30作品を超え、全部で1000集以上となっている。時間にすると1万分に近い。マンガ・アニメ企業による生産は、青島マンガ・アニメ企業の歴史的突破を実現した。

2009年11月11日、初期投資50億元という青島華強文化科技産業基地の建設が城陽区紅島街道で始まった。やがて青島方特夢幻王国、青島方特影視楽園、青島文化産業テーマパークという3つのテーマパークが建設される。基地内にはマンガ・アニメ人材を5000人以上集めることができ、2D、3Dのアニメと人形劇という3つの生産ラインが設立される。年間に2万5000分のアニメ生産能力を持ち、同時に多くのマンガ、アニメ、ゲームが連動し、マンガ・アニメの関連商品開発プロジェクトも行われる。

人民中国インターネット版　2011年7月1日